リンパドレナージュとは。
リンパドレナージュとは、
このリンパ液の流れを良くするための手技のことを指します。
リンパ液は皮下に溜まりやすいので、マッサージとは違い、皮膚を優しくなでることで、リンパの流れを良くすることができます。
リンパ管には自分でリンパの流れを起こす機能はついていません。リンパ管の周りの筋肉(例えばふくらはぎの筋肉や太ももの筋肉)の運動や呼吸運動がリンパ管を刺激することによって、体の末端から中心へ向かって流れていき、最終的には血管内へ戻っていきます。
ですから、リンパ液の流れるスピードは「1分間に24cm程度」しかないのです。
したがって、運動不足による筋力の低下や同じ姿勢のままで過ごしているとリンパの流れが滞りやすくなり、むくみや冷え、だるさの原因となるのです。
そこで、リンパドレナージュによってリンパの流れをスムースにするお手伝いをしております。
リンパ管にはリンパ節と言って、老廃物などを一時的にためる場所があり、そこが詰まると流れが悪くなってしまいます。まずは、詰まりがないか確認し、リンパの流れる向きに沿ってリンパを流していきます。
リンパ管と血管は同じように体中に張り巡らされています。ですから、リンパ管を刺激するということは、血管も刺激される、血管の周りにあった邪魔な老廃物を取り除くことで動きにくかった血管が動きやすくなる、といったことで、血液の流れもよくすることにつながります。
その結果、筋肉のコリやだるさなども解消することができ、老廃物の溜まっていたせいで起こっていた肌トラブルの解消など、様々なお悩みの解消につなげることができます。